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防錆処理 その1 [特殊処理]

14年乗ったボンゴフレンディは、下回りが錆びて穴があき、そこからオイルやら水が漏れてしまうというトラブル頻発のため、今回、泣く泣く借金をして買換えるはめになった。


錆びのために、冬(2008-2009シーズン)だけで修理代に30万以上かかってしまった(泣)


だからレジアスエースでは、可能な限り同じ轍は踏みたくない。


そこで『防錆処理』である。


『防錆処理』・・・・つまり、車が錆びにくいように処理すること。


我輩は、冬は12月からGWまで毎週のようにスキー場に通う。
また、2009年からはサーフィンも始めたので春から秋は海にも通う。
だから車は塩だらけの環境だ。


都会の人には馴染みはないが、寒冷地では道路に雪が積もりにくいようにするために『融雪剤』というものが撒かれている。


(2009年7月ウィキペディアより引用)・・・・ 凝固点降下法:雪の融点そのものを低下させる方法としては、融雪剤の散布によって行われる。融雪剤には塩化カルシウムを主成分して含まれており、これを散布することによって凝固点降下が起こって融点が低下するため、これによって融点が気温を下回れば雪は水へと変化する。しかしこれで低下する融点は数度から十数度程度であるため、極端に低い温度の中では効果が得られない。また、予め雪が降る前に積もるのを防止するためのものは不凍剤と呼ばれるが、融雪剤と同一のものである。  融雪剤は主に豪雪地帯の高速道路や国道を中心に一般道路に撒かれる。融雪剤は車の足回りの錆の原因になるほか、周辺環境への塩害による悪影響が懸念されている。  塩害を避けるため、北海道の一部地域で塩化カルシウムの代わりに炭酸カルシウムを融雪剤に使用しているが、炭酸カルシウムはそのままでは水に溶けにくいため、炭酸カルシウムをカルボン酸カルシウムにして散布する




融雪剤は安全の為にはスグレものだが、車にとっては最悪の代物なのだ。

車のボディは語るまでもなく殆どが鉄で出来ている。そして塩は鉄の大敵だ。
融雪剤の撒かれた道路を走ると、ボディ・・・とくに下回りに塩化カルシウムが付着する。

スキー帰りに車が白っぽくなっているのがそれだ。


これを毎回きちんと真水で洗い流せばいいのだが、ハードな運動をして、200キロ近い距離を運転して深夜に帰宅するという状況で、洗車場でいくことは結構しんどい。
・・・・・・で、そのままにしておくと、車は錆び錆びになってしまう。


塩は強力だ。


「洗うのは明日でいいや」と思うのは間違いであり、明日にはすでに手遅れなのである。


とはいっても、やはり体力的に厳しいときもある。

また、下回りを洗ったとしても、細かい塩カルの粒子は水の届かない奥まで付着するので、「洗えば大丈夫」というほど甘くはない。


・・・・・というわけで、毎回帰ってきたらその日のうちに洗車することを前提として、さらに保険のために防錆処理をしようとするものだ。




ボディのガラスコーティングとかは一般的だが、防錆処理となると特殊なため、ディーラーの営業に聞いても、そういう処理はやってないというし、車の雑誌にも載っていない。

インターネットで「防錆処理 車」でググってみたら、『ジーパード防錆塗装』なる防錆処理があることが判明した。
 このジーパード防錆塗装というものは、初耳だが、沖縄や海岸に済む人にとっては常識らしい。

本邦では「日本ゼットシステム」という会社がこの施工をしている。

日本ゼットシステムのHP  → http://www.z-system.co.jp/index.html


HPを見ると、下回りやドア内部にまで白装束のエンジニアが防錆処理をしている写真が掲載されている。かなり本格的な施工処理。


これなら、信頼できそうだが、果たしていくらかかるのか?
早速、東京でこの処理をしている『(株)トキ商事』に問い合わせてみた。

(株)トキ商事さんのHP → http://www.zaps.co.jp/index.html


同社は、米軍・自衛隊・官公庁からも指定をうけているという信頼できる会社だ。


で、気になる施工料金だが、ハイエースの場合、9万5000円程度でOKとのこと。
思ったより安い(喜!)


都会しか走らない人には無縁かもしれないが、前述のように一年中、塩とご縁のある我輩にとってみれば、このくらいの投資で塩害から愛車を守れるのであれば安いものである。


というわけで、納車後、いの一番にこの防錆処理をすることにした。


補足・・・・防錆処理といっても完璧ではないはずである。だから、これに頼ることなくきちんと洗車することが肝要であろう(笑)





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