オグショー遠征・・・浜松市内観光 [コラム]
オグショーさんでの1日施工の間、スズキのアドレス125に跨って浜松市内を観光しました。
【浜松楽器博物館】
浜松といえば、ヤマハなど楽器の街。
浜松のシンボルのようなアクトタワーの眼下に博物館はあります。
(アクトタワーは、知らない街を走るには目印になり大変助かりました。)
浜松アクトタワー
ちょっと寄るつもりで入場したのが正午前でしたが、気がついたら午後4時・・・なんと4時間近くも滞在しておりました。
しかし、音楽(演奏も含めて)好きの私にとっては、興味深い展示品ばかりで飽きることはなく、時間を忘れてしまうほどでした。
ヤマハ創業者「山葉寅楠」氏が作ったオルガン
モーツァルトが愛用していたのと同じモデルのピアノ
100年前に作られた自動演奏ピアノの実演
自動演奏ピアノのデータペーパー
人間の大腿骨で作ったモンゴルの笛「カンリン」
70年代のロックシーンで活躍したムーグシンセサイザー
これが伝説のフェンダーローズか・・・・・
初めて本物のレスリースピーカーを見た・・・・
1FとB1Fに世界各国の楽器が展示されているため、なんだか世界旅行をしたような気分になれました。
興味のない人には、どーでもいい展示物、音楽好きの人にはたまらない・・・といったところでしょうか?
それにしても不思議なのは、まったく交流がない地域であるにもかかわらず・・・・なぜか(細かい部分は異なるものの)原理としての楽器の形は同じということです。・・・・不思議です。
国は違えど・・・・・
中東ペルシャ(現イラン)の弦楽器である【サントゥール】が、ヨーロッパに伝わりチェンバロに変化し、現在のピアノに至ったという歴史も実に興味深いものがあります。
こう考えると、世界中で戦争や紛争は未だ絶え間なく続いていますが、もしかしたら世界中の人びとが、お国の楽器を持ち寄って交流すれば、笑顔が絶えず、争いなんかなくなるんじゃないか?・・・・・とか考えちゃいますね・・・本当にそうなったら最高なんですが・・・・
チェンバロのルーツ(イランのサントゥール)
博物館には、楽器体験コーナーもあり、各国の面白い楽器で遊べます。
なお、ここでは無料で案内用のヘッドセットを貸してくれるので、閲覧の際には利用されることをお勧めします。
【浜松城】
いまから約22年ほど前、江戸日本橋から京都三条大橋までの旧東海道を徒歩で旅したことがあります。
軽い気持ちでスタートしたものの、初日で足裏に豆をつくり、そのまま歩いていたら化膿し、日を重ねるごとに患部は悪化、一歩踏み出すたびに激痛が脳天まで走り、まともな速度で歩くことができなくなってしまいました。
悩んだ結果、もはや医者に診せるしかないと判断したのが、ここ浜松でした。
市内の病院で診察してもらったところ「よくこんな状態で歩いてきたねえ。」とあきれ顔。
さらに、「もしもこのまま無理をして歩き続けたならば、京都につくころには、足を切断しなければならないほどの状態になる可能性もある。もう諦めて東京に帰りなさい」・・・・というシビアなお言葉。
しかし、かっこつけて「ちょっと京都まで散歩してくるぜ」なんて行ってでてきた手前、どうにも挫折して帰還するのはプライドが許さない。
「どうしても完歩したいんです。」と言うと・・・ドクター曰く
「今時の若いもんにしちゃ、あんたも変わってるねえ」と苦笑しながら、「どうしてもというなら、とりあえず2日間はここ(浜松)で歩かずに安静にすること。その上でもう一度診て大丈夫そうならばまた歩きなさい。でもそれでダメなら諦めなさい」・・・ということになりました。
2日間、ビジネスホテルで寝たきりで自然治癒に専念した結果、めでたく続行OKとなり、靴も患部を刺激しないように改良して無事京都まで完歩ことができました。
・・・・・そんなわけでこの浜松は生涯忘れられない思い出の地なのです。
このまま激痛に耐えながら歩き続けるか・・・「家康どの、あなただったらどうします?」などと・・・苦悩をしながらぼけーっと横たわったベンチが浜松城、徳川家康公を仰ぎみるベンチでした。
今もあった懐かしのベンチ
若き日の徳川家康像
ベンチに横たわると、当時にプレイバックしたような気がしました。
さて、当時は痛みと焦燥感でそれどころではなかったのですが、今回は余裕があるので、天守閣を見学しました。
浜松城天守閣(復元)
天守閣からは浜松市内が一望できます。
それにしても、400年もの時が立っているというのに、土台の石垣はびくともしない・・・・凄いですねえ。
野面積みの石垣
【うなぎ】
時計を見ると、午後5時近いではありませんか・・・・腹が減ったと思ったら、昼も食べていません。
ということで、せっかく浜松に来たのだから、また「うなぎ」を食べることにしました。
浜松城受付のジモティに聞くと、駅前にある「うなぎの八百徳」あたりがお勧め・・・ということで八百徳さんにレッツゴー!
まあ、駅を目指せばいいようなもんですが、今回ナビゲーションのZUMOを携帯していたため、電話番号から検索でき大変役に立ちました。
前述のアクトタワーもひときわ高くそびえ立っているので、目印としては好都合でした。
八百徳は(駅前という立地のよさもあるかもしれませんが)、定評のお店のようで客足が途絶えませんでした。
せっかくだから、奮発して「特上うな重」をオーダー。浜松観光の仕上げにふさわしいウナギを味わいました。
今回、アドレス125Vを連れてきたおかげで、市内の渋滞のすりぬけも楽々、ちょっと店の脇に留めるにも邪魔にならず、かなり充実した一日を過ごすことができました。
道中事故もなく、トランポバンザイです♪
【浜松楽器博物館】
浜松といえば、ヤマハなど楽器の街。
浜松のシンボルのようなアクトタワーの眼下に博物館はあります。
(アクトタワーは、知らない街を走るには目印になり大変助かりました。)
浜松アクトタワー
ちょっと寄るつもりで入場したのが正午前でしたが、気がついたら午後4時・・・なんと4時間近くも滞在しておりました。
しかし、音楽(演奏も含めて)好きの私にとっては、興味深い展示品ばかりで飽きることはなく、時間を忘れてしまうほどでした。
ヤマハ創業者「山葉寅楠」氏が作ったオルガン
モーツァルトが愛用していたのと同じモデルのピアノ
100年前に作られた自動演奏ピアノの実演
自動演奏ピアノのデータペーパー
人間の大腿骨で作ったモンゴルの笛「カンリン」
70年代のロックシーンで活躍したムーグシンセサイザー
これが伝説のフェンダーローズか・・・・・
初めて本物のレスリースピーカーを見た・・・・
1FとB1Fに世界各国の楽器が展示されているため、なんだか世界旅行をしたような気分になれました。
興味のない人には、どーでもいい展示物、音楽好きの人にはたまらない・・・といったところでしょうか?
それにしても不思議なのは、まったく交流がない地域であるにもかかわらず・・・・なぜか(細かい部分は異なるものの)原理としての楽器の形は同じということです。・・・・不思議です。
国は違えど・・・・・
中東ペルシャ(現イラン)の弦楽器である【サントゥール】が、ヨーロッパに伝わりチェンバロに変化し、現在のピアノに至ったという歴史も実に興味深いものがあります。
こう考えると、世界中で戦争や紛争は未だ絶え間なく続いていますが、もしかしたら世界中の人びとが、お国の楽器を持ち寄って交流すれば、笑顔が絶えず、争いなんかなくなるんじゃないか?・・・・・とか考えちゃいますね・・・本当にそうなったら最高なんですが・・・・
チェンバロのルーツ(イランのサントゥール)
博物館には、楽器体験コーナーもあり、各国の面白い楽器で遊べます。
なお、ここでは無料で案内用のヘッドセットを貸してくれるので、閲覧の際には利用されることをお勧めします。
【浜松城】
いまから約22年ほど前、江戸日本橋から京都三条大橋までの旧東海道を徒歩で旅したことがあります。
軽い気持ちでスタートしたものの、初日で足裏に豆をつくり、そのまま歩いていたら化膿し、日を重ねるごとに患部は悪化、一歩踏み出すたびに激痛が脳天まで走り、まともな速度で歩くことができなくなってしまいました。
悩んだ結果、もはや医者に診せるしかないと判断したのが、ここ浜松でした。
市内の病院で診察してもらったところ「よくこんな状態で歩いてきたねえ。」とあきれ顔。
さらに、「もしもこのまま無理をして歩き続けたならば、京都につくころには、足を切断しなければならないほどの状態になる可能性もある。もう諦めて東京に帰りなさい」・・・・というシビアなお言葉。
しかし、かっこつけて「ちょっと京都まで散歩してくるぜ」なんて行ってでてきた手前、どうにも挫折して帰還するのはプライドが許さない。
「どうしても完歩したいんです。」と言うと・・・ドクター曰く
「今時の若いもんにしちゃ、あんたも変わってるねえ」と苦笑しながら、「どうしてもというなら、とりあえず2日間はここ(浜松)で歩かずに安静にすること。その上でもう一度診て大丈夫そうならばまた歩きなさい。でもそれでダメなら諦めなさい」・・・ということになりました。
2日間、ビジネスホテルで寝たきりで自然治癒に専念した結果、めでたく続行OKとなり、靴も患部を刺激しないように改良して無事京都まで完歩ことができました。
・・・・・そんなわけでこの浜松は生涯忘れられない思い出の地なのです。
このまま激痛に耐えながら歩き続けるか・・・「家康どの、あなただったらどうします?」などと・・・苦悩をしながらぼけーっと横たわったベンチが浜松城、徳川家康公を仰ぎみるベンチでした。
今もあった懐かしのベンチ
若き日の徳川家康像
ベンチに横たわると、当時にプレイバックしたような気がしました。
さて、当時は痛みと焦燥感でそれどころではなかったのですが、今回は余裕があるので、天守閣を見学しました。
浜松城天守閣(復元)
天守閣からは浜松市内が一望できます。
それにしても、400年もの時が立っているというのに、土台の石垣はびくともしない・・・・凄いですねえ。
野面積みの石垣
【うなぎ】
時計を見ると、午後5時近いではありませんか・・・・腹が減ったと思ったら、昼も食べていません。
ということで、せっかく浜松に来たのだから、また「うなぎ」を食べることにしました。
浜松城受付のジモティに聞くと、駅前にある「うなぎの八百徳」あたりがお勧め・・・ということで八百徳さんにレッツゴー!
まあ、駅を目指せばいいようなもんですが、今回ナビゲーションのZUMOを携帯していたため、電話番号から検索でき大変役に立ちました。
前述のアクトタワーもひときわ高くそびえ立っているので、目印としては好都合でした。
八百徳は(駅前という立地のよさもあるかもしれませんが)、定評のお店のようで客足が途絶えませんでした。
せっかくだから、奮発して「特上うな重」をオーダー。浜松観光の仕上げにふさわしいウナギを味わいました。
今回、アドレス125Vを連れてきたおかげで、市内の渋滞のすりぬけも楽々、ちょっと店の脇に留めるにも邪魔にならず、かなり充実した一日を過ごすことができました。
道中事故もなく、トランポバンザイです♪
コメント 0