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くろべえ完成記念ツアー・・・・米沢(その1) [旅行記]

若干の施工は残すものの、ようやく完成形となった「くろべえ」ことレジアスエース。

「完成記念ツアー」というほど大袈裟なものではありませんが、施工業者間の移動ではなく、本当の意味での初ドライブをしてきました。

コースは2009年の大河ドラマにもなった上杉ゆかりの米沢です。(いっぺんにアップするのは大変なので、分割レポートです。)


11月28日午前2時15分、寝ないで自宅を出発。既に日付は土曜日になっているので高速道路は1,000円です♪

東北自動車道を北上。

高速道路は、クルーズコントローラーのお陰で、かなり疲労度が緩和されました。

福島飯坂ICで降りて国道13号線で米沢へ。上杉神社に午前6:30分に到着、広い駐車場で仮眠をとることにしました。

すでに日が出ており外は明るいのですが、遮光カーテンのお陰で、車内は真っ暗。

オグショー製のベッドは、適度な堅さで快眠できました。

私は身長177センチ、カミサンは169㎝と大柄な大人二人ですが、足を伸ばしても余裕!

自宅で使っている掛け布団を持ちこんだため、「快適!もうこれは車中泊とは言えないね~」とカミサンもご満悦。

実際、睡眠時間こそ長くはありませんが『仮眠』ではなく『熟眠』できました。


4時間ほど爆睡し、目を覚ますとがらがらだった駐車場は一杯。観光バスも連なって「さすが大河ドラマ効果」という賑わいでした。


【上杉神社】

博物館「伝国の杜」ではちょうど大河ドラマに合わせて「天地人博」が開催されていました。
(会期は平成22年1月11日まで)

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愛の前立てのキャラクター「かねたん」


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出演者や脚本家のサイン


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上杉景勝公のキャラクター


この北の地にこれだけの観光客(私らを含めて)が集まり、お金を落としていくのですから、まさにNHK様々ですね。




上杉神社への参道には、米沢藩の窮地を立て直した上杉鷹山公の像が誇らしげに立っていました。

注:上杉鷹山=うえすぎようざん・・・と読みます。


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上杉鷹山公


なせば成る、なさねばならぬ何事も なさぬは人のなさぬなりけり」・・・・鷹山公が読んだ有名な和歌ですが、取りつぶし寸前まで窮地に追い込まれた米沢藩を見事よみがえらせた名君ならではの句です。


かのケネディ大統領が最も尊敬する日本の政治家は「上杉鷹山」と言ったそうですが、自ら質素倹約を実践し、私財をなげうって、民を救った・・・本当に歴史上稀にみる大人物。今の腐りきった官僚や政治家に見習ってほしいものです。


ところで「上杉神社」・・・・上杉家は「人」であり「神様」ではないのに何故、神社となるのか?・・・疑問でした。

北海道にある「鳩山神社」みたいなもんかいな?・・・と誤解していましたが、実はそうではなく明治新政府による「廃仏毀釈」によって「仏様」から「神様」になってしまったようです。

したがって、神様ですから「上杉謙信命」「上杉景勝命」となるわけですね。・・・・おかしな話・・・・



上杉神社内の「稽照殿」では、上杉謙信公や直江兼続公の甲冑(本物)を観ることができます。

有名な「愛」の前立です。写真をアップしたいところですが、残念ながら館内撮影は御法度でした。


鎧を見る限り、身長は現代人に比べると小柄だったようです。





ひととおり見学し、米沢名物「上杉玉こんにゃく」で小腹を充たしたあとは、上杉歴代藩主が眠る「上杉家御廟所」に移動。

20091128-29-米沢-5.jpg
上杉玉こんにゃく


上杉神社ほか「天地人」関連のサイトはこちら


【上杉家御廟所】



上杉神社から御廟所までは車で5分足らず。

ここには、上杉謙信公ほか上杉景勝公、上杉鷹山公など歴代の上杉藩主が埋葬されています。

20091128-29-米沢-6.jpg
歴代藩主の墓所


→上杉家御廟所HP

上杉御廟所を後にして、次に向かったのは「春日山林泉寺


【春日山林泉寺】


越後から会津への国替え、そして米沢への移封に伴い、越後春日山の林泉寺も引っ越ししたということです。

ここには、直江兼続・お船、甘糟景継(大河ドラマではパパイヤ鈴木)、仙洞院(景勝の母、謙信の姉)、菊姫(景勝の正室、武田信玄の娘)、お豊の方(上杉鷹山の側室)・・・・が埋葬されています。

直江兼続公とその妻、お船のお墓は、仲睦まじく並んでいますが、当時としてはこういう夫婦並んで埋葬されるというのは極めて珍しいことだそうです。


20091128-29-米沢-7.jpg
直江兼続公と妻、お船のお墓



【直江石堤】


松川(最上川)の氾濫を押えるために直江兼続公の計画で築かれた堤防が「直江石堤」です。「谷地河原堤防」とも呼ばれています。


ちょっとわかりにくい場所にあり、地元の方に聞いてなんとかたどり着くことができました。(残念ながら日が暮れてしまい、写真は残せませんでした。)


直江石堤付近は、明かりもなく漆黒の世界でしたので、くろべえのHIDライトの明るさをチェックするいい機会にもなりました。


HID-low.JPG
ロービーム


HID-Hi.JPG
ハイビーム


HID-low&fog.JPG
ハイビーム&フォグ


街灯もない暗闇でも、シャープに前方を照らしてくれるHIDは頼もしい限りです。


【米沢牛を堪能】


米沢歴史探訪の一日を満喫したところで夕食は、奮発して米沢牛しゃぶしゃぶ。

食事処は大正時代から続く老舗『米沢牛・山懐料理 吉亭

→ 吉亭のHP

前もって、個室を予約していたので、くつろいで米沢牛を堪能できました。


霜降り米沢牛は、本当に舌先でとろける旨さ。

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しゃぶしゃぶ用の霜降り肉


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米沢牛の刺身


こんな記事を書いていると、まるで私がリッチマンのように誤解されるかもしれませんが、私は決してリッチマンではありません。むしろ「万年金欠男」です(笑)

それでも、こういうちょっとした贅沢ができるのは、「車中泊」により宿代を節約できるからです。


食事は「吉亭」、風呂は米沢市内、山形大学近くにある「白沢の湯」で芯まで温まり、そして泊まりは「くろべえ」

白沢の湯のHP


「宿に泊まらないで車中泊」というと・・・どこかプアーなイメージがありますが、美味いもの食べて、いい湯につかり、快適に眠れる・・・・・こうなるともはや車中泊は立派な宿泊施設といえるでしょう。



【宿泊地】


今日の宿泊地は、国道13号線上会津置賜にある『道の駅 なごみの里


泊まりといっても、まだ寝るには早い?午後10時。車中泊を満喫しようとDVDで「ハリーポッター」を鑑賞。

ゼロビットさんで取付けた5.1CHのサラウンドのお陰で、リアモニターは決して大きくはないけれど・・・迫力は十分。

DVD稼働の電源はサブバッテリーからとっているので、メインのバッテリー上がりの心配もありません♪



会津の山の中の道の駅、気温は「2度」でした。

ここで活躍するのがオグショーさんで取付けた「FFヒーター」です。


FFヒーター.JPG
FFヒーター・・・写真下部が送風ユニット

FFヒータースイッチ.JPG
FFヒータースイッチ


FFヒーターは、メインバッテリーで稼働するヒーターと違い、(サブバッテリーで稼働するが故に)エンジンを止めることができるので、エコにもつながります。


氷点下に近い状況で使ってみましたが、FFヒーターの能力は予想以上のものがあり・・・・むしろフルに送風すると「暑すぎる」くらい・・・途中で送風量を減らしたり、オフにするほど使えるものでした。

遮光カーテンやFFヒーターで暖められた車内のおかげで、零度近い外気温にも拘わらず、裸足にスウットスーツのみで快眠できました。


スキーやスノーボードで車中泊をされる方ならば、(決して安い買い物ではありませんが)、この『FFヒーター』はお勧めします。






















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コメント 2

シャチョウさん

いゃ~素晴らしいホテルを作ったみたいですな!
すごいの一言っす‼

私も今すぐにでもクルコン付けたいけど、例の工場忙しいかなぁ?
by シャチョウさん (2009-12-02 06:32) 

ひかるさんぺい

シャチョウさん

しばらくは車中泊しないとお金がなくなってしまいました(汗)

がんばって稼がんと!

クルコン楽だからつけてちょ!

by ひかるさんぺい (2009-12-02 12:51) 

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