運転免許再取得奮戦記(第5話)・・・・技能講習 [過去記事]
【2007年7月2日】
今日からKM自動車学校所沢教習コースで技能検定対策特訓。
通常の自動車教習の第一段階でマスターすべき【車の乗り降り】から【みきわめ】までの約21項目を合計8時間20分に短縮してチェックするシステムだ。
朝8時に池袋のジーンズメイト前に集合。
7時45分に池袋に着くが、昨夜の酒の飲み過ぎか?今一お腹が緩い。
集合10分前と時間はシビアだが、リスク回避のためにドトールコーヒーのトイレに駆け込む。
先客がおりハラハラしたが「セーフ!」 無事、用を足す。
所沢までの1時間近い道のり、ここで用を足していなかったら・・・と思うとぞっとする(笑)
関越自動車道を経て所沢の教習コースに到着。
これまで通った柏、松戸東、西柏教習所と違い、実に広大なコースだ。
サッカー場の3倍の広さ、直線が200メートルで2車線もある関東最大の規模だ。
幕張の試験コースが同じ大きさなので本試験対策には絶好のコースだ。
受付で本日の2回分の料金15,540円を払い、教習原簿用の写真一枚と住民票を渡し、時間まで待合室にてしばし待機。
教習原簿
【1時限目】
午前9時、チャイムとともに外にでて教官に呼ばれるのを待つ。
第一時限(100分)の担当教官はN指導員。年上のベテランという雰囲気の教官だ。
まずは、外周内周と走って私の癖などをチェック。
『クラッチをつないだらすぐにフットレストに戻さないと半クラッチとみなされる』
『左折時に右にハンドルをわずかに振る癖がある(減点対象)』
など細かい点のアドバイスを受ける。
実際のマニュアル車では、踏ん張るとき以外は、クラッチがつながるポイントと切れるポイントのスイートスポットで操作するため、いちいちフットレストに戻すことなんかしない。・・・しかし半クラッチとは違う。・・・レーサーの星野一義直伝?のテクニックである。
左折時にちょっと右にふるのは、以前、どぶ板が外れて車輪がおっこちたことがあるため、あまりぎりぎりを左車輪が通過しないようにするための一種の癖だ。
いづれも、25年間運転していてこれがトラブルの原因になった試しはない。
・・・・しかし、試験はそんな理屈は通用しないのだ。(泣)
N指導員は、温厚な方であるが、私が他の車の走行を妨害するおそれのある運転(一時停止忘れ)などをすると容赦なく補助ブレーキを踏んで身体で覚えさせてくれる(笑)
これが検定だったら、危険行為として即検定中止となるのだから、いわば愛のムチであろう。
それにしても、25年運転し、ラリーごっこなどのスポーツ走行が身に染みついた私にとっては、検定基準の運転の仕方はかなりギャップを感じ、そうとう意識的に練習しないと結構難儀である。
・・・・しかし、これをクリアせんことには仮免すらとれないことになるので割り切って頑張るしかない。
【2時限目】
10分の休憩を挟み2時限目は年下のW指導員。
第一時限目のおさらいに加え、坂道発進の練習。
短い距離ではあるが『坂道の頂上付近、勾配の急な下り坂は徐行』という交通法規を遵守しないと減点である。
雪道の下り坂をパワースライドしながら降りてきた私にとっては何だかこういう運転も新鮮である。
W指導員にも「左折時のステアリングの右振り」を指摘された。息を吸うと同じくらいに無意識にやってしまう癖だけに結構難題だ。
その他のアドバイスは『もう少し車線の中央を走るように』といったところ。
実際の路上では、自転車、歩行者、バイク、路肩の破片、飛び出し、前者の急停止・・・・などを避けるために中央より気持ち右寄りに走る習慣が染みついているために、これまた無意識にでてしまうので要注意である。
こうして指摘をされて、よくわかったことだが・・・・・もしも、こうした教習をうけずに本試験に臨んだとしたら不合格は確実だろう。
8回目にようやく合格した・・・という人の話がおおげさでないことがよくわかった。
池袋到着後、明日の3回分のチケットをあらかじめ購入、23,310円
【2007年7月3日】
今日は技能検定対策特訓 2日目。
昼過ぎから夜まで約5時間みっちり特訓だ。
こうして毎日のように昼間の時間を使えるのは、自営業だからだろう。
一般のサラリーマンであったなら、再取得はさらに困難なことになるだろう。
しかし、自営といっても、昼間の時間を免許取得のために使う分、夜に仕事の穴埋めをしなければならないわけであり、それには睡眠時間を削るしかないのだ。
かなり体力的には疲労するものである。
12時30分に池袋出発、睡眠不足のため、車中爆睡。
目が覚めると教習所に到着、隣の秋津サーキットからカートの2サイクルサウンドが鳴り響いている。
本日の担当教官はY指導員。的確でわかりやすいアドバイスを戴いた。
注:KM自動車教習所のHPには、実名及び目線なりの写真が掲載されていますが、当ブログ掲載は本人の許可を得ておりませんので、目線入にしてあります。
【1時限目】
先ずはこれまでの状況のチェック。
『左折の際の隙間がちょっと空きすぎ、これでは2輪車が入れるスペースが出来てしまう。もう少し早めにハンドルを切るように』
『右折の際に早く切りすぎているため斜め右折になっている、もう少しタイミングを遅く』
『ステアリング操作があいまい、曲がる角度に合わせて、180度、90度、手のすぐ近く・・・・ときちんとポジションをとるように』
『右寄せはボンネットの右ラインにセンターラインとの外側があうように、左寄せはボンネットを3等分した場合の左1/3あたりにあわせるとそれぞれラインとの距離約30センチに寄せられる』
・・・・などなど写真等を使い、具体的ポイントをわかりやすく説明していただいた。
こう考えるといかに日頃の運転があいまいであったかがよくわかる。(とはいってもこれらのことが原因で事故を起したことは25年間一度もないが・・・・)
私自身、バイクで市街地を走っていて、(ウインカーを出していないので)抜かそうと思った車が突然左折し、危うく巻き込まれそうになった経験が(大学生の頃は)あった。
しかし、このY指導員の指摘のように、ウインカーを出しつつ、かつバイクが通れないくらいに路肩に寄せればバイクや自転車の巻き込み事故は確実に減るだろう。
道路交通法において、「左折時は左に寄せる」とうことには、こういう深い意味がきちんとあったのだ。
基本チェックが一通り済んだところで後半は、見通しの悪い交差点とS字、クランクのチェック。
18才で教習所に通った頃は、緊張したS字やクランクだが、さすがに25年も運転していると何の問題もなし。
むしろ上手く通過できるかというテクニックよりも、進入する前の巻き込み防止の確認の方がポイントだ。要するに安全確認である。
その他全般的には、加速、減速のメリハリをつけるように指示された。
アクセルのオン・オフを極力少なくし、ガソリンを節約する運転はエコドライブでいいことだ。
また、交差点が赤だった場合、後続車がいなければ、交差点がちょうど青になるようにスピードをコントロールしながら走ってもなんの問題もなければ、違反にもならない。
しかし、こういう運転は試験においては全部NG!
コーナーを抜けたらアクセル踏んで加速、すばやく3速にシフトアップ。
ちょっと走ったらアクセルをもどし方向指示を出し安全確認、再び加速しながら進路変更。
30メートルラインに沿わしたら2回ブレーキを踏みエンブレ併用で減速。
十分に減速したら2速にシフトダウン。
中央のライン1本分までにそれらの動作を完了する・・・・といった動作がわかりやすいメリハリを試験官にアピールしなければならないのだ。
安全運転だからといって、だらだらとメリハリのない運転をするとダメ。特に進路変更後の加速は忘れがちなので要注意だ。
シフトチェンジの際、加速しながら前もってシフトに手をかける癖があるが、これもNG。
『片手ハンドル』で減点対象。25年の無意識の習慣だけにタイヘン!
【2時限目】
10分間休憩し、15時20分から本日の2限目。
前半は一人で第一時限目のおさらいと練習。
少しでも多く練習したいのでS字やクランクは、他の教習生の3倍くらいの速度(・・・それでも決して速くはないのだが・・・)で抜けて特訓。
検定コース内での加速、減速、ステアリング操作もだいぶスムーズになってきた。
後半は、坂道発進も含めたこれまでの総復習。
無意識のうちに左折時に(わずかに)右にハンドルをきる癖がでる。
実際の路上走行ではまったく何の問題もないことなのだが、本試験時では5点の減点対象なので命とりだ。
10分間の休憩、焼きそばパンとソーセージマヨネーズパンで腹ごしらえをする。
3時限目。
17時20分、本日最後の技能教習は、障害物回避と検定での発進と停止およびこれまでの総復習としてのみきわめ。
本試験は明後日だから今日の見極め=本試験の合否・・・に近いものがあるので真剣そのもの。
2回ほど本試験を想定した特訓をしたが、結果は微妙なところ・・・・
右折時のセンターラインへの寄せが足りない(30センチ以上空いているということ)
安全確認、左折時の右振り、シフトアップの遅れ(ローギアからセカンへのタイミングの遅れ)、片手ハンドル・・・・などの減点対象が目立つ。
もしも、これが検定だったら不合格だ。・・・・・シビア~
こういう教習所に行かずに安く済まそうと安易に一発本試験をうける人が、何度も落ちる理由がよくわかった。
帰りのバスに乗り込んだものの、今一不安要素が残るので、予約はしてないがもう一時限練習しておこうかと思い受付で打診したが、生憎教官が足りないということで断念。あとはイメトレをして明後日の仮免試験に臨むしかない。
鹿児島の佐多岬までバイクで1500キロを一気に走ったことがある私だが、さすがに神経張りっぱなしの5時間の特訓は疲れた(笑)
Y教官みきわめのコメント・・・「安全意識をもって円滑機敏に走行してください。正確な操作を行ってください。寄せ離れ、右振り、片手ハンドル等に注意をしてください」
【2007年7月4日】
明日の技能検定に臨むにあたり、今一不安要素がある。幕張までいって落ちたくないので、直前の特訓をすることにした。
私は昔から受験でも各種大会でも本番には強いほうだが、それは「絶対に大丈夫。どこにも死角なし」ぐらいに勉強なり練習なりをした場合の話である。
つまり、逆に返せば、不安要素があるとリラックスして本番に臨むことができないという弱い部分がある。
幸い最後の教習の予約がとれたので、池袋校で本日のチケット代7,770円を支払いバスに乗る。
今日は東京も埼玉も雨、夜間で雨なので視界はよくなかったが練習にはかえってよかったかもしれない。
先日に引き続きY指導員にアドバイスをいただく。
『左折時に右にハンドルを(わずかに)きり、路肩があいてしまう』という欠点があるので、そこを重点的に修正してもらう。
特訓の甲斐あってだいぶいい感じになってきた。
何度か、検定を想定した見極めをしたが、昨日よりはミスが目立たなくなってきたようである。
いい、イメージができた。やはり今日の特訓は正解だった。自信がついた。
さあ、明日は頑張ろう!
・・・・明日は朝早いというのに、今日も午前1時半まで仕事じゃ。とほほ
・・・・・・奮闘記の続き(第6話)はこちら
今日からKM自動車学校所沢教習コースで技能検定対策特訓。
通常の自動車教習の第一段階でマスターすべき【車の乗り降り】から【みきわめ】までの約21項目を合計8時間20分に短縮してチェックするシステムだ。
朝8時に池袋のジーンズメイト前に集合。
7時45分に池袋に着くが、昨夜の酒の飲み過ぎか?今一お腹が緩い。
集合10分前と時間はシビアだが、リスク回避のためにドトールコーヒーのトイレに駆け込む。
先客がおりハラハラしたが「セーフ!」 無事、用を足す。
所沢までの1時間近い道のり、ここで用を足していなかったら・・・と思うとぞっとする(笑)
関越自動車道を経て所沢の教習コースに到着。
これまで通った柏、松戸東、西柏教習所と違い、実に広大なコースだ。
サッカー場の3倍の広さ、直線が200メートルで2車線もある関東最大の規模だ。
幕張の試験コースが同じ大きさなので本試験対策には絶好のコースだ。
受付で本日の2回分の料金15,540円を払い、教習原簿用の写真一枚と住民票を渡し、時間まで待合室にてしばし待機。
教習原簿
【1時限目】
午前9時、チャイムとともに外にでて教官に呼ばれるのを待つ。
第一時限(100分)の担当教官はN指導員。年上のベテランという雰囲気の教官だ。
まずは、外周内周と走って私の癖などをチェック。
『クラッチをつないだらすぐにフットレストに戻さないと半クラッチとみなされる』
『左折時に右にハンドルをわずかに振る癖がある(減点対象)』
など細かい点のアドバイスを受ける。
実際のマニュアル車では、踏ん張るとき以外は、クラッチがつながるポイントと切れるポイントのスイートスポットで操作するため、いちいちフットレストに戻すことなんかしない。・・・しかし半クラッチとは違う。・・・レーサーの星野一義直伝?のテクニックである。
左折時にちょっと右にふるのは、以前、どぶ板が外れて車輪がおっこちたことがあるため、あまりぎりぎりを左車輪が通過しないようにするための一種の癖だ。
いづれも、25年間運転していてこれがトラブルの原因になった試しはない。
・・・・しかし、試験はそんな理屈は通用しないのだ。(泣)
N指導員は、温厚な方であるが、私が他の車の走行を妨害するおそれのある運転(一時停止忘れ)などをすると容赦なく補助ブレーキを踏んで身体で覚えさせてくれる(笑)
これが検定だったら、危険行為として即検定中止となるのだから、いわば愛のムチであろう。
それにしても、25年運転し、ラリーごっこなどのスポーツ走行が身に染みついた私にとっては、検定基準の運転の仕方はかなりギャップを感じ、そうとう意識的に練習しないと結構難儀である。
・・・・しかし、これをクリアせんことには仮免すらとれないことになるので割り切って頑張るしかない。
【2時限目】
10分の休憩を挟み2時限目は年下のW指導員。
第一時限目のおさらいに加え、坂道発進の練習。
短い距離ではあるが『坂道の頂上付近、勾配の急な下り坂は徐行』という交通法規を遵守しないと減点である。
雪道の下り坂をパワースライドしながら降りてきた私にとっては何だかこういう運転も新鮮である。
W指導員にも「左折時のステアリングの右振り」を指摘された。息を吸うと同じくらいに無意識にやってしまう癖だけに結構難題だ。
その他のアドバイスは『もう少し車線の中央を走るように』といったところ。
実際の路上では、自転車、歩行者、バイク、路肩の破片、飛び出し、前者の急停止・・・・などを避けるために中央より気持ち右寄りに走る習慣が染みついているために、これまた無意識にでてしまうので要注意である。
こうして指摘をされて、よくわかったことだが・・・・・もしも、こうした教習をうけずに本試験に臨んだとしたら不合格は確実だろう。
8回目にようやく合格した・・・という人の話がおおげさでないことがよくわかった。
池袋到着後、明日の3回分のチケットをあらかじめ購入、23,310円
【2007年7月3日】
今日は技能検定対策特訓 2日目。
昼過ぎから夜まで約5時間みっちり特訓だ。
こうして毎日のように昼間の時間を使えるのは、自営業だからだろう。
一般のサラリーマンであったなら、再取得はさらに困難なことになるだろう。
しかし、自営といっても、昼間の時間を免許取得のために使う分、夜に仕事の穴埋めをしなければならないわけであり、それには睡眠時間を削るしかないのだ。
かなり体力的には疲労するものである。
12時30分に池袋出発、睡眠不足のため、車中爆睡。
目が覚めると教習所に到着、隣の秋津サーキットからカートの2サイクルサウンドが鳴り響いている。
本日の担当教官はY指導員。的確でわかりやすいアドバイスを戴いた。
注:KM自動車教習所のHPには、実名及び目線なりの写真が掲載されていますが、当ブログ掲載は本人の許可を得ておりませんので、目線入にしてあります。
【1時限目】
先ずはこれまでの状況のチェック。
『左折の際の隙間がちょっと空きすぎ、これでは2輪車が入れるスペースが出来てしまう。もう少し早めにハンドルを切るように』
『右折の際に早く切りすぎているため斜め右折になっている、もう少しタイミングを遅く』
『ステアリング操作があいまい、曲がる角度に合わせて、180度、90度、手のすぐ近く・・・・ときちんとポジションをとるように』
『右寄せはボンネットの右ラインにセンターラインとの外側があうように、左寄せはボンネットを3等分した場合の左1/3あたりにあわせるとそれぞれラインとの距離約30センチに寄せられる』
・・・・などなど写真等を使い、具体的ポイントをわかりやすく説明していただいた。
こう考えるといかに日頃の運転があいまいであったかがよくわかる。(とはいってもこれらのことが原因で事故を起したことは25年間一度もないが・・・・)
私自身、バイクで市街地を走っていて、(ウインカーを出していないので)抜かそうと思った車が突然左折し、危うく巻き込まれそうになった経験が(大学生の頃は)あった。
しかし、このY指導員の指摘のように、ウインカーを出しつつ、かつバイクが通れないくらいに路肩に寄せればバイクや自転車の巻き込み事故は確実に減るだろう。
道路交通法において、「左折時は左に寄せる」とうことには、こういう深い意味がきちんとあったのだ。
基本チェックが一通り済んだところで後半は、見通しの悪い交差点とS字、クランクのチェック。
18才で教習所に通った頃は、緊張したS字やクランクだが、さすがに25年も運転していると何の問題もなし。
むしろ上手く通過できるかというテクニックよりも、進入する前の巻き込み防止の確認の方がポイントだ。要するに安全確認である。
その他全般的には、加速、減速のメリハリをつけるように指示された。
アクセルのオン・オフを極力少なくし、ガソリンを節約する運転はエコドライブでいいことだ。
また、交差点が赤だった場合、後続車がいなければ、交差点がちょうど青になるようにスピードをコントロールしながら走ってもなんの問題もなければ、違反にもならない。
しかし、こういう運転は試験においては全部NG!
コーナーを抜けたらアクセル踏んで加速、すばやく3速にシフトアップ。
ちょっと走ったらアクセルをもどし方向指示を出し安全確認、再び加速しながら進路変更。
30メートルラインに沿わしたら2回ブレーキを踏みエンブレ併用で減速。
十分に減速したら2速にシフトダウン。
中央のライン1本分までにそれらの動作を完了する・・・・といった動作がわかりやすいメリハリを試験官にアピールしなければならないのだ。
安全運転だからといって、だらだらとメリハリのない運転をするとダメ。特に進路変更後の加速は忘れがちなので要注意だ。
シフトチェンジの際、加速しながら前もってシフトに手をかける癖があるが、これもNG。
『片手ハンドル』で減点対象。25年の無意識の習慣だけにタイヘン!
【2時限目】
10分間休憩し、15時20分から本日の2限目。
前半は一人で第一時限目のおさらいと練習。
少しでも多く練習したいのでS字やクランクは、他の教習生の3倍くらいの速度(・・・それでも決して速くはないのだが・・・)で抜けて特訓。
検定コース内での加速、減速、ステアリング操作もだいぶスムーズになってきた。
後半は、坂道発進も含めたこれまでの総復習。
無意識のうちに左折時に(わずかに)右にハンドルをきる癖がでる。
実際の路上走行ではまったく何の問題もないことなのだが、本試験時では5点の減点対象なので命とりだ。
10分間の休憩、焼きそばパンとソーセージマヨネーズパンで腹ごしらえをする。
3時限目。
17時20分、本日最後の技能教習は、障害物回避と検定での発進と停止およびこれまでの総復習としてのみきわめ。
本試験は明後日だから今日の見極め=本試験の合否・・・に近いものがあるので真剣そのもの。
2回ほど本試験を想定した特訓をしたが、結果は微妙なところ・・・・
右折時のセンターラインへの寄せが足りない(30センチ以上空いているということ)
安全確認、左折時の右振り、シフトアップの遅れ(ローギアからセカンへのタイミングの遅れ)、片手ハンドル・・・・などの減点対象が目立つ。
もしも、これが検定だったら不合格だ。・・・・・シビア~
こういう教習所に行かずに安く済まそうと安易に一発本試験をうける人が、何度も落ちる理由がよくわかった。
帰りのバスに乗り込んだものの、今一不安要素が残るので、予約はしてないがもう一時限練習しておこうかと思い受付で打診したが、生憎教官が足りないということで断念。あとはイメトレをして明後日の仮免試験に臨むしかない。
鹿児島の佐多岬までバイクで1500キロを一気に走ったことがある私だが、さすがに神経張りっぱなしの5時間の特訓は疲れた(笑)
Y教官みきわめのコメント・・・「安全意識をもって円滑機敏に走行してください。正確な操作を行ってください。寄せ離れ、右振り、片手ハンドル等に注意をしてください」
【2007年7月4日】
明日の技能検定に臨むにあたり、今一不安要素がある。幕張までいって落ちたくないので、直前の特訓をすることにした。
私は昔から受験でも各種大会でも本番には強いほうだが、それは「絶対に大丈夫。どこにも死角なし」ぐらいに勉強なり練習なりをした場合の話である。
つまり、逆に返せば、不安要素があるとリラックスして本番に臨むことができないという弱い部分がある。
幸い最後の教習の予約がとれたので、池袋校で本日のチケット代7,770円を支払いバスに乗る。
今日は東京も埼玉も雨、夜間で雨なので視界はよくなかったが練習にはかえってよかったかもしれない。
先日に引き続きY指導員にアドバイスをいただく。
『左折時に右にハンドルを(わずかに)きり、路肩があいてしまう』という欠点があるので、そこを重点的に修正してもらう。
特訓の甲斐あってだいぶいい感じになってきた。
何度か、検定を想定した見極めをしたが、昨日よりはミスが目立たなくなってきたようである。
いい、イメージができた。やはり今日の特訓は正解だった。自信がついた。
さあ、明日は頑張ろう!
・・・・明日は朝早いというのに、今日も午前1時半まで仕事じゃ。とほほ
・・・・・・奮闘記の続き(第6話)はこちら
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