しまった!・・・ベッド下スペースの変更 [ベッドキット]
施工に入ってからだというのに、トランポとしてチェックしておくべき大きな問題に気が付いた。それはベッド下の空間の高さである。
オグショーHPの写真を見て(ボンゴフレンディに比べ)十分スペースに余裕があると勝手に思い込んでいたのだが、なにげに確認してみたところ31㎝しかないという。(折りたたみ式ベッドの場合)
参考:オグショーHPより転載
【ベッド下空間確保の必要性】
31㎝という高さ・・・これは、【標準ルーフ】という天井の低いスーパーGLでもある程度、天井までの快適な空間を確保するための経験値に基づく推奨サイズなのであろう。 なかには、もっと低くしてほしいというオーダーもあるという。
しかし、吾輩の場合、RVボックスや大容量のバッグとかをベッド下に積載したいので30㎝ではちょっと狭すぎる。理想的には60㎝くらいはほしいところだがそれは無理な注文(笑)
簡単にいえば、ベッドも使えて、荷物もベッド下に収納したいというわけである。
『たくさん遊びたい、でも仕事はしたくない』といっているのと同じで、まあどちらもゆうゆうというのは標準ルーフではどだい無理な注文だ。
しかし、それでも妥協点をみつけなんとかしたいのである。
誰よりも『渋滞』というものが嫌いな吾輩は、遠出の際に家を発つのはたいてい深夜。
(高速道路なら深夜割引50%が適用されるという経済的メリットもある。)
そうなると道路はガラガラなのでストレスなく走れるが、その分たいていは夜明け前に現地に到着することになる。・・・で行動開始まで数時間仮眠。
仮眠の場合、今までのボンゴフレンディの場合、オートフリートップを使って寝るか、シートをフルフラット状態にして寝るか・・・のいずれかであった。
冬場以外は、オートフリートップは快適なのだが、さすがに厳冬期のスキー場駐車場での仮眠は厳しいものがある。(まあ、耐寒性-30度などの寝袋に入れば大丈夫だが・・・)
かといって、エンジンをかけっぱなしにしての仮眠などは環境上、経済上、寝苦しさなどの理由からも避けたい。結果、シートフルフラットの上に寝ることになる。(電動カーテンを閉めると十分暖かかった)
さて、この場合問題になるのが、積荷の処理だ。
ちなみにボンゴフレンディのシートをフルフラット状態にするとベッド下の空間距離は15㎝ほどしかない。なんとかスキー板が差し込める程度である。要するに荷室空間としてはほとんど役に立たないということである。(そのぶんベッドから天井までの空間はあるのだが・・・・)
その為、シートをフルフラットベッド化した上で、その上にバッグやボードなどの荷物を積むしかない。(人との仕切りはない)
やってみればわかるが、これは結構圧迫感がある。
そればかりか積み方をきちんとしないと、荷物が崩れてきてしまう。
また、荷物が多い場合、寝るスペースを確保するために、荷物を運転席や助手席に移動したり整理したりしなければならないので、これがけっこうめんどくさい。
・・・・・こういう手間がなんとかならないものからかねてより思っていた。
こうした経緯があるため、今回の架装ではフルフラットベッド状態でありながらも、荷物をベッド下に収納できる・・・・そんな理想的な車にしたいのである。
(荷室高を考えればかなり無理な希望ではあるが・・・・)
オグショーさんには無理をいって、なんとか対応していただけることになった。
変更OKをいただいたところで、次はベッド下スペースを何センチにするかである。
【ベッド下の高さを何センチにするか?】
スーパーGL標準ルーフの荷室高はカタログ値で1320㎜である。約1メートル30センチだ。
今回依頼している片面折りたたみベッドの場合、既に次のとおりの空間を消費されている。
1)床貼り加工のための板の厚み 約2センチ
2)ボックスの板とベッド天板の厚み 約3センチ
3)ベッドマットの厚み 約10センチ
となると残されているのは117センチ、余裕をみると約115㎝となる。
従って、床下の空間距離と天井からベッド面までの空間距離との関係は次のようになる。
床下40㎝の場合 → 天井からベッド面 75㎝
床下45㎝の場合 → 同 上 70㎝
床下50㎝の場合 → 同 上 65㎝
ちなみに、吾輩が床にあぐらをかいたときに頭上に余裕をとると約98㎝必要であった。
これが、もしもハイルーフであったなら室内高150㎝以上あるので、床下を40㎝にしたところでゆったりできるのだが、悲しいかな標準ルーフではそういうわけにはいかない。
荷物をとって圧迫感を我慢するか、余裕を優先して荷物を我慢するか・・・のいづれかの選択しかない。
数値だけではなんともいえないので、写真のように、実際に壁にガムテープでマーキングして圧迫感とか起きあがったときに頭がぶつかるかどうか・・・などをかみさんに実験台になってもらいチェックしてみた。
自宅の壁にマーキング
その結果、最低でも天井からベッド面までの高さが75㎝はないとアカンということが判明した。
これでもかなりぎりぎりなのだが、これ以上スペースを増やすと、ベッド下を有効活用できなくなってしまうので妥協案である。
数値だけではわからないものです。
【ツライチは犠牲に】
もともと、セカンドシートを倒したときの座面とベッドがツライチ(面位置)になるように設計されていた。
全部ひろげると広大なベッドスペースが確保できることになる。
今回の変更で、ツライチは犠牲になることになるが、それでもベッドだけでも180センチの長さがあるので、身体を伸ばして寝ることは可能なので問題はない。
むしろ、セカンドシートは一番前までスライドさせて、作った空間に大きい荷物などを置くことを予定しているので荷物がベッドに倒れる可能性が低くなるのではないかと思う。
まあ、このへんは、ツライチをとるか積載性をとるかの好みの問題だと思うが・・・
下の写真のように、すでに床下30センチ規格で架装が進んでいたのですが、オグショーさんに無理いって急遽、変更を呑んでいてだきました。オグショーさん感謝します。
(あたりまえの話ですが、変更の分の料金は追加で負担しました。念のため)
ここまで進んでいたのに・・・・・申し訳ございません。
【ステンレスルームキャリア】
なお、今回の施工では、サーフボードなどを乗せるための『ステンレスルームキャリア』を取りつけることになっている。(工具なしでとりはずし可能)
これを装着した日には、さらに30㎝ほど天井からの距離が消費されるので、もはやベッドとしては使えなくなるだろう。
しかし、泊まりがけでサーフィンにいくことはないだろうから、そこまで計算にいれることはやめることにした。
さて、あとは、実際の使い勝手がどうなるかは『蓋をあけてのお楽しみ』である。
オグショーHPの写真を見て(ボンゴフレンディに比べ)十分スペースに余裕があると勝手に思い込んでいたのだが、なにげに確認してみたところ31㎝しかないという。(折りたたみ式ベッドの場合)
参考:オグショーHPより転載
【ベッド下空間確保の必要性】
31㎝という高さ・・・これは、【標準ルーフ】という天井の低いスーパーGLでもある程度、天井までの快適な空間を確保するための経験値に基づく推奨サイズなのであろう。 なかには、もっと低くしてほしいというオーダーもあるという。
しかし、吾輩の場合、RVボックスや大容量のバッグとかをベッド下に積載したいので30㎝ではちょっと狭すぎる。理想的には60㎝くらいはほしいところだがそれは無理な注文(笑)
簡単にいえば、ベッドも使えて、荷物もベッド下に収納したいというわけである。
『たくさん遊びたい、でも仕事はしたくない』といっているのと同じで、まあどちらもゆうゆうというのは標準ルーフではどだい無理な注文だ。
しかし、それでも妥協点をみつけなんとかしたいのである。
誰よりも『渋滞』というものが嫌いな吾輩は、遠出の際に家を発つのはたいてい深夜。
(高速道路なら深夜割引50%が適用されるという経済的メリットもある。)
そうなると道路はガラガラなのでストレスなく走れるが、その分たいていは夜明け前に現地に到着することになる。・・・で行動開始まで数時間仮眠。
仮眠の場合、今までのボンゴフレンディの場合、オートフリートップを使って寝るか、シートをフルフラット状態にして寝るか・・・のいずれかであった。
冬場以外は、オートフリートップは快適なのだが、さすがに厳冬期のスキー場駐車場での仮眠は厳しいものがある。(まあ、耐寒性-30度などの寝袋に入れば大丈夫だが・・・)
かといって、エンジンをかけっぱなしにしての仮眠などは環境上、経済上、寝苦しさなどの理由からも避けたい。結果、シートフルフラットの上に寝ることになる。(電動カーテンを閉めると十分暖かかった)
さて、この場合問題になるのが、積荷の処理だ。
ちなみにボンゴフレンディのシートをフルフラット状態にするとベッド下の空間距離は15㎝ほどしかない。なんとかスキー板が差し込める程度である。要するに荷室空間としてはほとんど役に立たないということである。(そのぶんベッドから天井までの空間はあるのだが・・・・)
その為、シートをフルフラットベッド化した上で、その上にバッグやボードなどの荷物を積むしかない。(人との仕切りはない)
やってみればわかるが、これは結構圧迫感がある。
そればかりか積み方をきちんとしないと、荷物が崩れてきてしまう。
また、荷物が多い場合、寝るスペースを確保するために、荷物を運転席や助手席に移動したり整理したりしなければならないので、これがけっこうめんどくさい。
・・・・・こういう手間がなんとかならないものからかねてより思っていた。
こうした経緯があるため、今回の架装ではフルフラットベッド状態でありながらも、荷物をベッド下に収納できる・・・・そんな理想的な車にしたいのである。
(荷室高を考えればかなり無理な希望ではあるが・・・・)
オグショーさんには無理をいって、なんとか対応していただけることになった。
変更OKをいただいたところで、次はベッド下スペースを何センチにするかである。
【ベッド下の高さを何センチにするか?】
スーパーGL標準ルーフの荷室高はカタログ値で1320㎜である。約1メートル30センチだ。
今回依頼している片面折りたたみベッドの場合、既に次のとおりの空間を消費されている。
1)床貼り加工のための板の厚み 約2センチ
2)ボックスの板とベッド天板の厚み 約3センチ
3)ベッドマットの厚み 約10センチ
となると残されているのは117センチ、余裕をみると約115㎝となる。
従って、床下の空間距離と天井からベッド面までの空間距離との関係は次のようになる。
床下40㎝の場合 → 天井からベッド面 75㎝
床下45㎝の場合 → 同 上 70㎝
床下50㎝の場合 → 同 上 65㎝
ちなみに、吾輩が床にあぐらをかいたときに頭上に余裕をとると約98㎝必要であった。
これが、もしもハイルーフであったなら室内高150㎝以上あるので、床下を40㎝にしたところでゆったりできるのだが、悲しいかな標準ルーフではそういうわけにはいかない。
荷物をとって圧迫感を我慢するか、余裕を優先して荷物を我慢するか・・・のいづれかの選択しかない。
数値だけではなんともいえないので、写真のように、実際に壁にガムテープでマーキングして圧迫感とか起きあがったときに頭がぶつかるかどうか・・・などをかみさんに実験台になってもらいチェックしてみた。
自宅の壁にマーキング
その結果、最低でも天井からベッド面までの高さが75㎝はないとアカンということが判明した。
これでもかなりぎりぎりなのだが、これ以上スペースを増やすと、ベッド下を有効活用できなくなってしまうので妥協案である。
数値だけではわからないものです。
【ツライチは犠牲に】
もともと、セカンドシートを倒したときの座面とベッドがツライチ(面位置)になるように設計されていた。
全部ひろげると広大なベッドスペースが確保できることになる。
今回の変更で、ツライチは犠牲になることになるが、それでもベッドだけでも180センチの長さがあるので、身体を伸ばして寝ることは可能なので問題はない。
むしろ、セカンドシートは一番前までスライドさせて、作った空間に大きい荷物などを置くことを予定しているので荷物がベッドに倒れる可能性が低くなるのではないかと思う。
まあ、このへんは、ツライチをとるか積載性をとるかの好みの問題だと思うが・・・
下の写真のように、すでに床下30センチ規格で架装が進んでいたのですが、オグショーさんに無理いって急遽、変更を呑んでいてだきました。オグショーさん感謝します。
(あたりまえの話ですが、変更の分の料金は追加で負担しました。念のため)
ここまで進んでいたのに・・・・・申し訳ございません。
【ステンレスルームキャリア】
なお、今回の施工では、サーフボードなどを乗せるための『ステンレスルームキャリア』を取りつけることになっている。(工具なしでとりはずし可能)
これを装着した日には、さらに30㎝ほど天井からの距離が消費されるので、もはやベッドとしては使えなくなるだろう。
しかし、泊まりがけでサーフィンにいくことはないだろうから、そこまで計算にいれることはやめることにした。
さて、あとは、実際の使い勝手がどうなるかは『蓋をあけてのお楽しみ』である。
床貼り加工・・・・その2 [トランポ施工]
本文にはまったく関係ないが、今日(9月3日)はドラえもんの誕生日だそうだ(笑)
床貼り加工が完了したので、施工過程の一部をご紹介したい。
建築用コンパネやポンリューム(フロア材)の座りをよくするための下地処理
建築用コンパネでフラット面をつくる。
セカンドシートがあった部分をみると、凹を埋め、調整するための工夫がなされている。
ポンリュームというクッションフロア材で美しくフラットに仕上げられたフロア(黒石目調)
参考(純正状態のフロア)
写真ではフラットに見えるが、これはカーペット。
今回、我輩がオグショーさんに依頼したのは、同社施工メニュー中の『フルオーダー床貼り加工』というもの。
オグショーHPの関連URL → http://ogushow.co.jp/top/2008/12/post-1.html
http://www.ogushow.co.jp/frame-R/tranpo/hi-mount-R.html
床貼り加工が完了したので、施工過程の一部をご紹介したい。
建築用コンパネやポンリューム(フロア材)の座りをよくするための下地処理
建築用コンパネでフラット面をつくる。
セカンドシートがあった部分をみると、凹を埋め、調整するための工夫がなされている。
ポンリュームというクッションフロア材で美しくフラットに仕上げられたフロア(黒石目調)
参考(純正状態のフロア)
写真ではフラットに見えるが、これはカーペット。
今回、我輩がオグショーさんに依頼したのは、同社施工メニュー中の『フルオーダー床貼り加工』というもの。
オグショーHPの関連URL → http://ogushow.co.jp/top/2008/12/post-1.html
http://www.ogushow.co.jp/frame-R/tranpo/hi-mount-R.html