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グランドエフェクター (その1) [足回りパーツ]

オグショーさんでの架装の際に、グランドエフェクターなどのエアロパーツも取付けることにした。


参考:Wikipedia エアロパーツ (aero parts) とは、自動車の部品の一種。空気力学的な抵抗・揚力の低減、操縦・走行安定性の向上、エンジン・ブレーキの冷却効果増大、車体の汚れ防止などを目的とする。車体外部に取り付けるものが多く、空力特性よりもデザイン性が優先される場合もある。エアロ、空力的付加物などとも呼ばれる。



グランドエフェクター」とは車体下につける整流板(空気の流れをコントロールする板)のことだ。
ハイエース用としては、フロント用の『GE1』とリア用の『GE2』がラインナップされている。


GE1.jpg

GE2.jpg


メカニズムなどの詳しいことは、商品開発元の解説をご参照。

     http://www.plotonline.com/dcuatro/product/index.html


本来のトランスポーターとしての架装というよりも、走り系?のチューンナップになるだろうか。




下の写真が、実際にレジアスエースに取り付けされたグランドエフェクターである。


グランドエフェクターF-02.JPG
フロント用グランドエフェクター『GE1』



グランドエフェクターR-01.JPG
リア用グランドエフェクター『GE2』



HPを見ると「安心の体感保証付」となっている。

つまり、体感として効果が感じられなければ、30日以内なら返品するということだ。

体感なんてのは、個人差があるわけだから、よほどの自信がなければこういう保証はしないだろう。


・・・そんな開発元の自信を担保に取付けてみることにした。



実際に高速道路で使うのは、9月26日、浜松(オグショー)からの引取り時。


引取りには、我輩とユーオートの結城社長の二人で行くので、モニターは複数ということになる。

果たしてどんな結果になるのか今から楽しみじゃ。




【なぜ、エアロパーツ?】


スポーツカーでもないのに「何故エアロパーツ」をと思われる方も多いと思う。


主な目的といえば、高速道路走行時の横風対策である。



今回お別れするマツダのボンゴフレンディに乗る前に、数年間は富士重工の「スバルサンバー」という軽のワンボックスカーに乗っていた。

スバルサンバー.jpg
 注:Wikipedia掲載の写真を転載


「サンバーディアス」という名で、軽1ボックスながらも、4WD,スパーチャージャー、ECVT、サンサンルーフと乗り心地も荷室空間も満足の面白い車ではあった。

しかし、その反面、走行中に突然エンジンが止まったことが5回、そのほかにもトラブルが続出で我輩がそれまで乗り継いできた数々の車の中でも、後にも先にも例がないほどの、類稀なる歴史的欠陥車であった。


スキー場でなぜか原因不明のエンジン始動不能、帰りは電車ということもあった。

エンジニアが調べたところ、「ディストリビューターのピンが折れているためエンジンが始動できなかったのだが、そこは通常、折れる部品ではない。何故、折れたんでしょうね?」という始末。


走行中に突然、エンジンストップ・・・洒落にならないトラブルである。


想像してみてほしい。・・・・(ジョンレノンのイマジンの日本語訳みたいだ)

高速道路を走っていると、何の前触れもなく突然目の前のタコメーターの針がゼロを指し、動かなくなるのだ。

我輩の場合は、たまたま深夜で交通量が少なかったなどのラッキー要素が多かったためか守護霊さんが守ってくれたのかはわからないが、とにかく難を逃れることができたが、運が悪ければ同乗者も一緒にあの世行きだったかもしれない。


これだけの命に関わる欠陥があったにもかかわらず、メーカーの対応は最悪。
新車購入後、一年も経っていないのに「既にある程度距離を走られているから・・・」という理由で交換には応じない。

仕方なく一台目を下取りに出して二台目を購入した。

・・・・・しかし、その車も同じ結果。

つまり、たまたま外れをつかんだのではなく、この車種自体が欠陥車であったということだろう。


今考えると、今、こうして生きているのが不思議なくらいにひどい車だった。

そんな訳ではらわたが煮えくりかえるほど、ユーザー無視の富士重工という会社の対応の悪さに嫌気がさし、マツダのボンゴフレンディの登場を機に廃車することにした。
 
現在はECVT(無段階変速システム)は廃止されたそうだが、その業界の知人の話では、やはり欠陥車として問題になったらしい。



・・・・・でかなり話が本題から脱線してしまったが、言いたかったのは富士重工の悪口ではない。


このサンバーは極端に横風に弱かった。それとも1BOXの宿命なのか?
顕著だったのが高速道路走行時の横風。


横風の強い橋の上とかを走っていると、まるでダートを走っていると思うくらいにフワフワと不安定な動きをみせ、カウンターステアの連続であった。

FJ1600経験もある友人に運転してもらった際も「なに、この車!」とびっくりしていたくらいだったから、その不安定さは折り紙つきとうことだ(笑)。


まあ、立方体の箱形で、車重も1トンに満たないのだから、仕方がないだろう・・・・


でもって、今回のハイエース。形だけみるとサンバーとはまるで親子。

・・・ということは、理屈を考えれば、やはり横風には弱いのではないかと・・・・


そう思って、ハイエース関係のユーザーブログなどを見ると、案の定その手の記述がたくさんあった。



そんなわけで、そのふらふらを少しでも改善し、快適な長旅をすべく今回このパーツを取付けることに至ったのである。



・・・・・・体感レポートは9月28日付のブログに掲載しました。






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