ないと困るもの・・・自動車緊急グッズその2【ブースターケーブル】 [グッズ]
自動車緊急グッズとは「なくてもいいが、ないと困る」というグッズ。
緊急グッズその2) ブースターケーブル
バッテリーが上がった経験がない方は「ブースターブル」と言われても「何じゃそりゃ?」でしょう。
「ブースターケーブル」とは、ヘッドライトのつけっぱなしや、エンジンを止めた状態でヒーターをつけっぱなしにする・・・・とかして、バッテリーの元気がなくなり、うんともすんとも言わなくなってエンジン始動が不可能なときに他の車から電気を分けてもらうために使う道具です。
ブースターケーブル
ブースターケーブルの使い方などについて、Wikipediaでは次のように解説しています。
Wikipediaより抜粋 **********************************************************************************************
バッテリーが上がってしまった車(故障車)をブースターケーブルによって始動することをジャンピングという。 これを行う場合は、まず救援車を探すことから始める。 救援車の排気量は、バッテリーが上がってしまった車と同じ程度もしくはやや大きいくらいがよい。 救援車のドライバーに救援を依頼した後、お互いの車のボンネットを開き、バッテリーの端子を露出させる。救援車は、ブースターケーブルの長さを考慮して、両車のバッテリーが接続可能な位置に駐車する必要がある。
以下にブースターケーブルの安全かつ一般的な取り付けと最適な救援の手順を示す。
あらかじめ救援される側の電装品のスイッチを切る。代表的にはヘッドライト、ワイパー、エアコン、カーオーディオ、リア熱線デフォッガー、ドアミラーヒーター、ハザードランプなど。
赤いケーブルのクリップを、故障車のバッテリーのプラス (+) 端子に接続する。この際、他端のクリップはエンジンを含む車体の金属部分に触れていてはいけない。
赤いケーブルの反対側のクリップを、救援車のバッテリーのプラス (+) 端子に接続する。
黒いケーブルのクリップを、救援車のバッテリーのマイナス (-) 端子に接続する。
救援車のエンジンを始動する。
黒いケーブルの反対側のクリップを、故障車のエンジン本体の金属部分に留める。始動の際エンジンが大きく振動することを考慮し、外れないよう確実に接続する。この瞬間から救援される側のバッテリーへ充電が始まるため接続する際にスパークが生じる場合があるが、慌てず確実に接続する。このスパークによってバッテリーから発生する水素ガスへの引火、爆発を防止するためにバッテリーからは離れた位置に接続する。最適な部位はエンジンハンガーとされる。
救援車のエンジン回転を上げる。タコメーターを装備している車両の場合、2000回転から3000回転を目安とする。故障車のエンジン始動が完了するまで維持する。
救援される側のエンジン始動を試みる。マニュアルトランスミッション車の場合、クラッチスタートシステムが装備されていなくても、始動負荷軽減のためクラッチペダルを踏み込んだ状態でエンジン始動を試みる。
*********************************************************************************************************************
使った経験のある方なら、この文章を読めば現場の状況がはっきりと思い浮かべることができるでしょう。
山の中の道路でバッテリーがあがっても、これを積んであれば運良く止まってくれる車がいれば助かります。
また、自分がバッテリーあがりを起こしたときだけでなく、よそさんがバッテリーあがりで困っているときに助けてあげることもできます。人助けをして感謝されるのは、何度やっても気持ちがよいものです。
これを使うときに気をつけなくてはならないのが、つなぐ順序。
上記Wikipediaの文章のとおりの順序にしていれば問題ないのですが、順番をまちがえるとバチッと火花が散ってビックリすることになります。
【バッテリーあがりにまつわる武勇伝】
どーでもいい話かもしれませんが、バッテリー上がりに関わる吾輩の経験談をお話します。
時間のある方はおつきあい下さい。
【エピソード01】
18歳の頃(もう30年前の話でんな~)、警備会社でバイトをしていました。
その頃は免許をとって日も浅く、車もメカとか、トラブルとかは初心者でした。
冬のある晩、交通整理の勤務(つまり、棒振り)を終えた私は、朝までバイト先の軽自動車の中で仮眠することになりました。
とても寒い夜でした。
軽自動車特有の甲高いエンジン音がうるさいので、私は、ヒーターをつけたままエンジンを止めて眠りにつきました。
数時間後、何か、すごく寒くなってきて夢から覚めた私は、「ううっ、寒い」とばかりにエンジンをかけようとしました。
しかし、普通ならば「ブルルン」とかかるはずのエンジンがウンともスンとも言いません。
・・・・・バッテリー上がりでした。
そんなわけで、朝まで歯をガタガタさせながら寒さに耐えた私は、1キロほど車を押して近くのガソリンスタンドまで行き、バッテリーチャージをしてもらいました。
【エピソード02】
同じ警備会社のバイトをしていました。
今度は、消したと思っていたヘッドライトがつけっぱなしで・・・・またまたバッテリーが力尽きてしまいました。
前回、車をガソリンスタンドまで運び、疲れたので、今回は車載工具を使ってバッテリーをはずしてガソリンスタンドに持って行き、チャージしてもらいました。
その時にスタンドの店員さんからこう言われました。
店員「ブースターケーブルとか無かったんですか?」
吾輩「?????????????????????・・・なんですかそれ?」
店員「(現物を見せながら)これです。これがあれば他の車から電気をもらえるから、わざわざここまで来なくてもエンジン始動できるんですよ」
吾輩「・・・・・そんな便利なものがこの世に存在したのか・・・・じゃあ、車を押したり、外してもってきたりした俺はいったい何をやっていたんだ。・・・・だいたいこんなこと教習所では教えてくれなかったぞ・・・」
そういわれてから警備会社のトランクを見ると、ブースターケーブルがちゃんとありました。
・・・・・・・こういう、アホのような体験をくぐりぬけて、初めて『ブースターケーブル』に巡り逢うことができたのです。
皆さん、アホな私と同じ轍を踏む前に、いざというときの為に車に積んでおきましょう。
緊急グッズその2) ブースターケーブル
バッテリーが上がった経験がない方は「ブースターブル」と言われても「何じゃそりゃ?」でしょう。
「ブースターケーブル」とは、ヘッドライトのつけっぱなしや、エンジンを止めた状態でヒーターをつけっぱなしにする・・・・とかして、バッテリーの元気がなくなり、うんともすんとも言わなくなってエンジン始動が不可能なときに他の車から電気を分けてもらうために使う道具です。
ブースターケーブル
ブースターケーブルの使い方などについて、Wikipediaでは次のように解説しています。
Wikipediaより抜粋 **********************************************************************************************
バッテリーが上がってしまった車(故障車)をブースターケーブルによって始動することをジャンピングという。 これを行う場合は、まず救援車を探すことから始める。 救援車の排気量は、バッテリーが上がってしまった車と同じ程度もしくはやや大きいくらいがよい。 救援車のドライバーに救援を依頼した後、お互いの車のボンネットを開き、バッテリーの端子を露出させる。救援車は、ブースターケーブルの長さを考慮して、両車のバッテリーが接続可能な位置に駐車する必要がある。
以下にブースターケーブルの安全かつ一般的な取り付けと最適な救援の手順を示す。
あらかじめ救援される側の電装品のスイッチを切る。代表的にはヘッドライト、ワイパー、エアコン、カーオーディオ、リア熱線デフォッガー、ドアミラーヒーター、ハザードランプなど。
赤いケーブルのクリップを、故障車のバッテリーのプラス (+) 端子に接続する。この際、他端のクリップはエンジンを含む車体の金属部分に触れていてはいけない。
赤いケーブルの反対側のクリップを、救援車のバッテリーのプラス (+) 端子に接続する。
黒いケーブルのクリップを、救援車のバッテリーのマイナス (-) 端子に接続する。
救援車のエンジンを始動する。
黒いケーブルの反対側のクリップを、故障車のエンジン本体の金属部分に留める。始動の際エンジンが大きく振動することを考慮し、外れないよう確実に接続する。この瞬間から救援される側のバッテリーへ充電が始まるため接続する際にスパークが生じる場合があるが、慌てず確実に接続する。このスパークによってバッテリーから発生する水素ガスへの引火、爆発を防止するためにバッテリーからは離れた位置に接続する。最適な部位はエンジンハンガーとされる。
救援車のエンジン回転を上げる。タコメーターを装備している車両の場合、2000回転から3000回転を目安とする。故障車のエンジン始動が完了するまで維持する。
救援される側のエンジン始動を試みる。マニュアルトランスミッション車の場合、クラッチスタートシステムが装備されていなくても、始動負荷軽減のためクラッチペダルを踏み込んだ状態でエンジン始動を試みる。
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使った経験のある方なら、この文章を読めば現場の状況がはっきりと思い浮かべることができるでしょう。
山の中の道路でバッテリーがあがっても、これを積んであれば運良く止まってくれる車がいれば助かります。
また、自分がバッテリーあがりを起こしたときだけでなく、よそさんがバッテリーあがりで困っているときに助けてあげることもできます。人助けをして感謝されるのは、何度やっても気持ちがよいものです。
これを使うときに気をつけなくてはならないのが、つなぐ順序。
上記Wikipediaの文章のとおりの順序にしていれば問題ないのですが、順番をまちがえるとバチッと火花が散ってビックリすることになります。
【バッテリーあがりにまつわる武勇伝】
どーでもいい話かもしれませんが、バッテリー上がりに関わる吾輩の経験談をお話します。
時間のある方はおつきあい下さい。
【エピソード01】
18歳の頃(もう30年前の話でんな~)、警備会社でバイトをしていました。
その頃は免許をとって日も浅く、車もメカとか、トラブルとかは初心者でした。
冬のある晩、交通整理の勤務(つまり、棒振り)を終えた私は、朝までバイト先の軽自動車の中で仮眠することになりました。
とても寒い夜でした。
軽自動車特有の甲高いエンジン音がうるさいので、私は、ヒーターをつけたままエンジンを止めて眠りにつきました。
数時間後、何か、すごく寒くなってきて夢から覚めた私は、「ううっ、寒い」とばかりにエンジンをかけようとしました。
しかし、普通ならば「ブルルン」とかかるはずのエンジンがウンともスンとも言いません。
・・・・・バッテリー上がりでした。
そんなわけで、朝まで歯をガタガタさせながら寒さに耐えた私は、1キロほど車を押して近くのガソリンスタンドまで行き、バッテリーチャージをしてもらいました。
【エピソード02】
同じ警備会社のバイトをしていました。
今度は、消したと思っていたヘッドライトがつけっぱなしで・・・・またまたバッテリーが力尽きてしまいました。
前回、車をガソリンスタンドまで運び、疲れたので、今回は車載工具を使ってバッテリーをはずしてガソリンスタンドに持って行き、チャージしてもらいました。
その時にスタンドの店員さんからこう言われました。
店員「ブースターケーブルとか無かったんですか?」
吾輩「?????????????????????・・・なんですかそれ?」
店員「(現物を見せながら)これです。これがあれば他の車から電気をもらえるから、わざわざここまで来なくてもエンジン始動できるんですよ」
吾輩「・・・・・そんな便利なものがこの世に存在したのか・・・・じゃあ、車を押したり、外してもってきたりした俺はいったい何をやっていたんだ。・・・・だいたいこんなこと教習所では教えてくれなかったぞ・・・」
そういわれてから警備会社のトランクを見ると、ブースターケーブルがちゃんとありました。
・・・・・・・こういう、アホのような体験をくぐりぬけて、初めて『ブースターケーブル』に巡り逢うことができたのです。
皆さん、アホな私と同じ轍を踏む前に、いざというときの為に車に積んでおきましょう。