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運転免許再取得奮戦記(第10話)・・・・縦列特訓 [過去記事]

【2007年7月23日】


私は、昔から本番には強いほうだ。(なんか別の意味にとられそうだが・・・・(笑))

しかし、それは事前に自分で納得のいくレベルまで勉強やら準備をした上での話であり、それが不安だと当然本番に臨む気になれない性格だ。

そんなわけで、25日の路上試験を直前に控え、今一、『完璧』とはいえない縦列駐車と方向変換。特に縦列駐車を徹底練習することにした。


 前回の特定教習時の教官コメントでは「縦列駐車」は大丈夫といわれたが、今一、感覚的な要素が残っており『絶対』ではなかった。
つまり、うまくいけばいいが、失敗する要素も若干残っている・・・ということである。

しかし、25日の試験は絶対に合格しなければならない。

そのためには、「合格することは受ける前からわかっており、当日はただ実力の8割くらいの余裕で運転するだけ」というレベルまで練習して引き上げないことには気が済まない。


本日の指導員は、初対面のW指導員。若手の指導員でFJなどのレース経験もあるそうだ。


あいにくの雨であったが、コース内は空いており、いったい何回やったか覚えていないくらいに、繰り返し何度も何度も方向変換や縦列駐車を練習できた。

「縦列駐車なんて25年も運転してれば簡単じゃん!」と言われる向きもあるかもしれない。

もちろん、私もこれまで路上で縦列でつけるときに他の車にぶつけるようなへまは一度もしたことはないし、うまくく入れられなくて困ったこともない。


しかし、こまめで迅速な切り返しを「何回やっても」誰にも文句を言われない路上とちがい、試験で切り返しに減点がないのは1回まで、それ移行は減点、「3回を超える切り返しは検定中止」・・・というのが試験である。
しかも、文字通り駐車スペースにぴったりと収めなければならないのだから感覚でアバウトにやるほど簡単ではない。



縦列駐車のコツは次のようになる。


1.車を止める
  ● 駐車空間を通過する際、空間内部(左右の奥の隅)に障害物がないかを目視確認
    (指さし確認がアピール度高し)
  ● 駐車空間を通過し、左横に約1mの間隔をあけ並行に停車。

2.バックその1
  ● 左右後方確認
  ● 後方の安全確認をしながらまっすぐバック
  ● 左ウインドウの小窓に手前の凸角の釣りパイプが見えたら(重なったら)停止
     (車ならば隣の車のリアバンパーという位置だ)

3. バックその2
  ● 止まったまま、ハンドルを左いっぱいに切る
  ● 再度後方確認
  ● ゆっくりバックし、右フェンダーミラーに後方凹角の釣りパイプが見えたら停止
     (窓を開け、車体の右ラインと凹角の釣りパイプが同一線上にあることを確認)

4. バックその3
  ● 止まったままタイヤがまっすぐになるようにハンドルを戻す
  ● 再度後方確認
  ● その状態で、ゆっくりとまっすぐバックし、フロントガラスの左下隅と手前の凸角の釣りパイプの位置が重    なったら停止(路上試験時に使用されるマニュアルのクラウンの場合には、合わせる位置がフェンダーミラ    ーの付け根になる)
  
5. バックその4
  ● ハンドルを右いっぱいにきって、ゆっくりと慎重に車体が並行になるまでバック
    最後の詰めは、窓から顔をだして、まっすぐかどうかを確認すると確実
  ● まっすぐになっていることを確認したらハンドルをニュートラルに戻す。

6.仕上げ
  ● ギアをニュートラルにして、サイドブレーキを引き、両手を腿の上に載せ
    「縦列完了しました」と報告




さすがに、飽きるほど練習できたので、後半は指導員と雑談をしながらでもできるようになった。
これで25日の路上試験に不安材料はない。早く受けたくてわくわくしてきた。ワハハ



・・・・・・奮闘記の続き(第11話)はこちら
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